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食品 秋の新商品・リニューアル品が発売される時期が到来。各社,主力商品を中心に積極的な動きをみせる。価格改定効果で業績見通しが明るいことも後押しする。ニップン,ニッスイ,味の素,東洋水産など。
菓子ではカルビー,ヨーグルトで明治,雪印メグミルク等が挙がる。
飲料・嗜好品 前年が酒税改正でビール各社が大量出稿したため,前年比でみるとマイナス。ただ,アサヒビールを筆頭に,一定のまとまった規模での投下は期待できる。宝酒造や日本酒メーカーも。
清涼飲料は,日本コカ・コーラの減少が引き続き響いており,前年には届かない。
家電・AV・自動車 自動車では,ダイハツ工業が復活し,ホンダ,スズキが攻勢をかけ続けている。輸入車ではVWの名前も。前年のハードルが低いこともあり,前年比では大幅増。中古車買取に期待。
家電は,「iPhone」の新型モデルの発表があったアップルの動きに期待したいところ。
薬品・化粧品・
トイレタリー
花王が秋の新商品をはじめ主力ブランドで出稿。トイレタリーに加え,化粧品とあわせ前年を上回る投下量となる。P&Gも活発な動き。
薬品は,かぜ薬シーズンに入るが,ドリンク剤や栄養剤が中心の流れ。アリナミン製薬は引き続き出稿。「目の愛護デー」にあわせた動きに期待。
流通・外食・
ファッション
セブン−イレブン・ジャパンが大攻勢をかけており,当月も引き続き大量出稿となる見込みで,ファミリーマートなどコンビニは堅調。アマゾンは前年に日本初の「感謝祭」を開催しており,EC関連の動きに期待。
外食は日本マクドナルドや寿司チェーン,ピザチェーンで変化はない。
金融・不動産 保険は生保・損保ともにダイレクト系中心の流れに変化はない。そのなか,アフラックや住友生命なども。金融では,暗号資産関連の動きがありそう。カードではビザの名前が挙がる。
不動産は,賃貸系の出稿はもう少し先で,レジデンス系のブランド広告が中心。
情報・通信 グーグル,アマゾンといった外資系は引き続き活発。「iPhone16」で携帯キャリアの出稿に期待したいところだが,投下量はそこまでない。楽天はさまざまなサービスでの出稿となる。
BtoB系は,ラクスやサイボウズ,新規を含め規模は小さい。TikTokのBytedanceに動き。
交通・趣味・レジャー 局によって濃淡がある映画だが,一定規模の投下はある。フジテレビの「踊る大捜査線」の新作「室井慎次」シリーズが10月,11月に公開。
旅行は比較・予約サイトが中心となっており,久々の企業の出稿も見込まれている。テーマパークもありそう。年末に向けて活発な動きを期待。
官公庁・団体・その他 人材サービスではリクルートやIndeedなど。リクルートは多様なサービスでの出稿の見込み。スポットワーク関連の出稿に期待。一部,BtoB企業の出稿も。
公営ギャンブルは例年通りの動きでみずほ銀行宝くじ部など。万博開幕半年前で機運醸成を含めた動きがある。

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